はじめに
「そろそろ外壁塗装を…」とお考えの方、最近注目の無機塗料に興味をお持ちではありませんか?無機塗料は確かに優れた特性を持っていますが、全ての住宅に最適というわけではありません。実際の施工現場で見てきた「リアルな声」や「意外な落とし穴」を交えながら、無機塗料の特徴と注意点をご紹介します。
無機塗料の特徴とメリット
無機塗料は鉱物を主成分とした塗料で、以下のような特徴があります
– 耐久性が高い(15-20年と有機系塗料より長持ち)
– 防火性能に優れる(不燃性・難燃性)
– カビや藻に強い
– 色褪せしにくい
– 環境に優しい(VOC発生が少ない)
現場でよく聞く無機塗料の「意外な注意点」
1. 下地処理が命!「無機なら何でもOK」ではない
「無機塗料は耐久性が高いから、下地が多少悪くても大丈夫」と思われがちですが、これは大きな誤解です。実際、過去に有機系塗料で塗装されていた外壁に無機塗料を塗る場合、完全な下地処理が必要です。
現場の声
「前の塗膜を完全に除去しないと、無機と有機の塗料が反応して剥がれることがあります」(塗装職人・10年経験)
2. 塗装時の天候・温度制限が厳しい
無機塗料は化学反応で硬化するため、施工時の気温や湿度に敏感です。
– 気温5℃以下では硬化不良のリスク
– 雨天・多湿時は施工不可
– 塗装後24時間は雨に当てない
施工業者の失敗談
「春先の急な雨で、塗装直後に雨に打たれてしまい、塗膜が白く濁ってしまった事例があります」
3. 色の選択肢が限られる
無機塗料は天然鉱物を使用するため、有機系塗料ほど豊富なカラーバリエーションがありません。特に鮮やかな色は難しい傾向にあります。
一般の方からよくある質問
Q1. 無機塗料は本当に20年も持ちますか?
A.理論上は20年の耐久性がありますが、実際には建物の立地条件や施工品質によって大きく変わります。
– 海沿いの塩害地域:10-15年
– 山間部の多湿地域:12-17年
– 都市部:15-20年
「20年保証」を謳う業者もありますが、保証条件(定期メンテナンスの義務など)を必ず確認してください。実際の現場では「15年経っても問題ない」という声もあれば、「10年で微細なひび割れ」というケースも。施工品質が寿命を左右します。
Q2. 無機塗料は値段が高いですが、その分お得ですか?
A.初期費用は高いですが、ランニングコストで考えるとお得な場合もあります。
費用比較例(築10年・木造2階建て・外壁面積50坪の場合):
– 有機系塗料(シリコン):70-90万円(10年毎に塗り替え)
– 無機塗料:120-150万円(15-20年持つ)
20年間で比較すると:
– 有機系:140-180万円(2回塗装)
– 無機系:120-150万円(1回で済む)
ただし、無機塗料は下地補修費用が追加されることが多いので、見積もり時に確認が必要です。
機塗装を施工した一般の方の声
「10年前に無機塗料で施工しましたが、色褪せがほとんどなく満足です。ただ、当時は色の選択肢が少なかったのが残念」(50代・男性)
「マンションのバルコニーに無機塗料を選びました。タバコの火の不始末で焦げる心配が減り、安心です」(40代・女性)
「施工できる業者が限られていて、百年企画さんにお任せしてよかった」(60代・男性)
まとめ
無機塗料は優れた塗料ですが、「魔法の塗料」ではありません。以下のポイントを押さえて選択しましょう:
1. 信頼できる施工業者を選ぶ(無機塗料の実績があるか)
2. 立地条件に合っているか(海沿い・山間部など)
3. 長期的なコスト比較を行う
4. 色の制限を理解する
外壁塗装は10年に一度の大きな工事です。無機塗料に限らず、複数の塗料を比較検討し、ご自宅に最適な選択をされることをおすすめします。
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